パソコンが欲しいけど何を買ったらいいのかわからないし、時々見かける自作PCってなに?そもそもパソコンって作れるの!?
自作PCはパソコンが安く手に入るって聞いたけど本当?でも自作PCは安くないって情報もみるし、何が本当なの?
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・そもそも自作PCってなんなの?
・自作PCが安くないと言われる3つの理由
本記事の信用性
本記事を書いている僕は、自作PC歴10年。現在はWindowsの自作PCとノートパソコンのMacbook Proを愛用しています。
最近は愛用の自作PCでSteamのゲームとAPEXをプレイしています。
これからパソコンを購入しようとされている方にとってよく耳にするのに謎が多い「自作PC」についてご紹介していきます。
僕も初めて自作PCを作ったときは情報を調べまくりましたが、正反対の内容を書いている記事も多く、どの情報を信用していいか分かりませんでした。
だからこそ、実際に自作PCを作ってみて分かった「本当の情報」をお届けします。
自作PCとは
自作PCとは簡単に言うと、パソコンを構成する様々なパーツを組み立てて出来たパソコンのことです。
一口に「自作」といっても本当に0から作るわけではないんです。
高級なプラモデルみたいなものなんだね!
そう、自作PCは作るのが難しそうなイメージがあるけど、意外と簡単なんだよ。
自作PCは、CPUやメモリー、マザーボードやグラフィックボードなどといった多くのパーツから構成されています。
そのパーツを全て自分で選んで組立てるので、安価なパソコンから超ハイスペックなパソコンまで自分の目的に合わせてつくることが出来るんです。
しかも、一台のパソコンに使うパーツの中でも、スペックを「高くしたい部分」と「低くてもいい部分」を分けてカスタムできるので、コストカットすることだって出来ます。
だから自作PCは安いってよくきくのか!
しかし、「自作PCは安い」とは一概には言えません。自作PCが思わぬほど高くついてしまうことがあるパターンをご紹介します。
「自作PCは安い」にひそむ3つの罠
上にも書いた通り自作PCは基本的に安くパソコンを作ることができます。これはよく言われる自作PCのメリットの一つです。
しかし、一方で「自作PCは高くつく」という情報も目にしたことはありませんか?
そんな安いことがメリットであるはずの自作PCにひそむ、価格が高くなるポイントを3つに絞ってご紹介します。
原因1:自作PCはパーツ構成を間違える可能性がある
自作PCは全てのパーツを自分で選んで組立てますが、そこに落とし穴があります。
パーツの相性です
パソコンには多くのパーツが使われていますが、その中には特定の規格のパーツとしか動作しないものがあります。
万が一よく調べずにパーツを買ってしまい規格があわないと、パーツが取り付かない。もし取り付いても正常に動作しない。といった事態に陥ってしまうのです。
パーツの相性が違ったとしても、精密機器を開封してしまっているので返品に応じてくれる店舗は少ないと思います
なので、パーツ構成を間違えてしまうと無駄な出費になってしまうのです。
原因2:自作PCは完成するまで危険がいっぱい
当たり前ですが、自作PCのパーツは全て電子部品。精密機器です。
なのでPCパーツはとっても繊細で、様々なものに弱いんです。水、衝撃、静電気など、日常的に起こりえる現象で簡単に壊れてしまいます。
組立途中に、静電気が「パチッ」となっただけで数万円のパーツが壊れてしまうことだってあります。
えぇ!そんな簡単なことで壊れてしまうの!?
そう、だから服の静電気を恐れて全裸でパソコンを組み立てる人もいるって話だよ
組立途中でパーツが壊れてしまっては当然無駄な出費がかさみます。そのパーツが奮発して買った高いものだったら目も当てられませんね
原因3:自作PCにはパーツごとの保証しかない
例えば、パソコン組立中に問題は発生せず、無事パソコンが完成したとします。
おめでとう!ここまでくれば安心だね!
実はそうでもないんだよ
完成まできても、自作PCを作る人の頭を悩ませる問題がまだあります。
初期不良です。
通常、パソコンを購入してうまく動かない。初期不良だった場合はパソコンを送り返して直してもらうか、新しいパソコンを送ってもらいますよね?
自作PCだとそうはいきません。仮に完成したパソコンがうまく動かずに初期不良が判明したとしても、まずは自分で初期不良のパーツを特定しなければなりません。
それは大変!そんなの特定できるの?
自作PCを何台か組立てているような人ならまだしも、初めて組み立てる人には難しいと思うよ
とはいえ誰かに頼むこともできないので動かないときは症状をネットで調べたり聞いたりして、頑張って自分で解決するしかありません。
しかも、何が壊れているのかも分からないまま電源を入れ続けると、他のパーツまで壊れてしまう危険性だってあります。
メーカーは初期不良品なら交換してくれますが、壊してしまったパーツは自己負担となります。壊れたパーツによっては大きな出費となります
まとめ:「自作PCは安い」はホント
今回は、自作PCを作る上で値段が高くなってしまうパターンをご紹介しました。
1.自作PCはパーツ構成を間違える可能性がある
2.自作PCは完成するまで危険がいっぱい
3.自作PCにはパーツごとの保証しかない
「自作PCは高くつく」なんて噂がありますが、値段が高くなってしまうのはミスやアクシデントが起こった時です。
基本的に自作PCは安く作ることができるんです。
最近はスマホで何でも調べられる時代です。初めてのことでも入念に調べでから実行すれば、限りなくミスは減らせるでしょう。
誰でも最初は初心者です。自作PCに興味があるならぜひ作って見てください。